憂鬱なはなし

仕事が終わらねえええええええええええええええ!!

 

ネットで仕事の愚痴を漏らすことがクソダサいことは百も承知なんですが、最近かなり仕事に追われていて頻繁に両腕に蕁麻疹がでまくるほど辛いので、なんでこんなにやらなくちゃいけないことがあるんだ。マジで許さんぞと思って、仕事が増えまくるメカニズムを考えてみました。発表させてください。

 

まず、仕事が増えるとはどういうことか。仕事が増える、と聞くと、今やってる分にどんどん新しい仕事がプラスされてゆくことがイメージされがちでありますが、このとき見落とされやすいのは、増加量だけでなく、減少量も考慮しなくてはならないという点です。

 

つまり「仕事が増える状態」とは「仕事の増加量が減少量を上回っている状態」と言い換えることができます。

 

思うに、人間の仕事が増えまくる要因は以下の2つです。

・増加すること

・減少しないこと

 

ちなみに僕はとりわけ2こめが問題であると思っています。

 

ところで、仕事とは、やらせる側の人間と、やらされる側の人間がいます。(重なってる場合もあります)

この2種類の人間のうち仕事量を決定するのは前者です。つまり、根本的に、仕事を増やすことも、減らすことも、やらせる人間の権限です。よって、仕事が増えることに関しては、やらせる人間に責任があります。

 

では、やらせる側の人間が仕事を増やし、減らさないのは何故か。

 

それを考える前に、もういっこ前提を置いてみます。やらせる側の人間は、基本的に、人から評価されたい。

 

では、仕事が増える理由を考えましょう。

まず、増加に関して。仕事を増加させるとは、いままでやってこなかったことをやる、ということになります。人は基本的に、やらないことよりも、やることを評価されます。やってること以外は評価のしようが無いからです。やらせる側の人間は、人から評価されたい人が多いので、とにかくいろいろやろうとします。

 

仕事が増えます。

 

一億歩ゆずってこれは良いとします。

 

次に、減少に関して。仕事を減少させるとは、いままでやってきたことをやらない、ということになります。やらせる側の人間はこれをやりたがりません。これまでやってきたことをやめさせることは、大して評価されないからです。だから、わざわざ仕事を減らしません。

 

減らない理由はもうひとつあります。仕事量の決定に関しては、やらせる側の人間に責任があると先ほど述べましたが、これは何故かと言うと、「やる側がきちんと仕事をこなすことができるように仕事を割り当てること」はやらせる側の「仕事」だからです。

 

つまり、やる側の人間が仕事をきちんとこなせない状態、たとえば、仕事が多すぎてパンクしている状態は、やらせる側にしてみれば仕事ミスってるのと同じことです。

 

この視点からすると、やらせる側の人間にとって、仕事を減らすことは、ともすれば、自分仕事ミスってまーす、と認めるのとイコールになってしまいます。

 

これは認めるわけにいきませんので、転嫁します。仕事がパンクするのは、やる側の能力が低いことや、効率が悪いこと、やる気がないことが原因なのではないか、と。

 

この辺は実際、目に見えづらい部分であることとや人によって能力がバラバラであること等の理由によって、はっきりと線引きができません。

 

 

 

じゃあどうすりゃいいんだ、って感じですよね。

 

残念ながら、仕事上の大問題が発生するか、誰かがぶっ壊れるまで続きます。

 

とほほ。

 

 

おしまい。